まずは今見つけたへんてこなイラクの携帯電話のCMからどうぞ。
このCMシリーズいっぱいあってどれもへんてこだがこれにしました。携帯のCMにKazam El Saherって今知ったんですけどすぐピンときた。 レバノンでRagheb Alame様(レバノンのスーパースター、この3-4つ前にこのブログの記事になってるので見てない人はどうぞ)がSAMSUNGの携帯のCMに出演なさっているのでイラクではKazam El Saherに宣伝させることにしたものと思われる。(ってもイラクのはSamsungとか有名ブランドの携帯じゃないみたいですが。イラクだけ、アラブだけで売られているブランドのではないですか、これ?)
別にこの人のことお笑い系みたいに紹介しようと思って書くつもりではないんですけど(当たり前です!)、珍しいかなと思って今のCM紹介してみました。
お笑いどころかまじめな人、って感じじゃないですか?このKazam El Saherって。(だからそういう印象も一般にあるからさっきのCMみたいのが意外ではないかと思ってですね・・・)そういえば今日話題にしたいCDにはKadim Al Sahirってスペル(英語)で名前かいてあるんですけど私が最初に買ったほかのCDではKazam El Saherって書いてあってそれでこの人の名前ずっとそうやって書くんだと思っているのでこのスペルで行きます。よろしく。
まあ とにかくそれでこの記事の一番最初に載せているCDのこと書こうと思ったんです、今日は。ずっと探してた歌があってこの人のCD一時買いまくってたんですよ、でもみつからなくてあきらめてた頃、2006年に出たこのCD買ったら入ってた。なんか有名な詩人のNizzar Qabbaniという方が作詞をされた歌を歌ったものらしいんですが(作曲はすべてKazam、作曲の才能ありますよね、この人。すごい。)この作詞の先生が亡くなられたのでその思い出に、みたいな感じでこのCD出したようです。(10曲入りで最初の3曲目あたりまでの歌がモダン風である。残りの曲は普段のアラブの歌謡曲&演歌調で良い。)
CDのタイトルは Classics by Nizzar Qabbani。日本語でいうと「Kazam El Saher, Nizzar Qabbaniを歌う」って感じのタイトルでしょう。こういうの渋いと思います。(日本だったら演歌歌手の人が古賀まさお先生作の歌を集めたアルバムだすような感じですね。)カッコいい。前、アメリカに移民してきたイラクの人が「Kazamの歌はとにかく詞がいい、聴くたびに私の国、イラクの様子が思い浮かぶ、懐かしくなる」とか言っていたが私はその肝心の詞が全然わからないのでとても残念である。(私は独学でやっとアラビア文字が少し読めるようになった程度なので・・)
で、3年前のリリースだしメジャーな会社(EMIアラビア)から出ているものなのでお薦め、って紹介しようと思ったら今入手不可(生産中止)らしい。ガーン。(って自分は持ってるからガーン!ではないが)人気者なのにやはりイラクという国の人だからなのかCDあまり手に入らないですよね、新しいもの以外。こちらアメリカでもそうです、古いのはあまり買えない。いつかアラブの音楽専門店(オンライン)ですっごい変なの見つけたんです、Kazam El Saherがアラブの各国の歌を歌うというような企画のカセット。(CDでは作ってなかったみたいです。まだCDが普及しない頃のアルバムだったらしい)でも半年待っても取り寄せてもらえなかった。ちなみにそのカセットのジャケットがすごかった、たしかどこかの国旗みたいなの(パレスチナかな?)の前にKazam の顔写真がちょこっと出ていてそれにそのKazamはアラファト議長が
かぶっていた手ぬぐい(Gutraっていうんでしょ?)首に巻いていてテロリストチックなんです。すっごいそれ聴きたかったんですけどね。残念。
今日はこのCDが渋いということだけ書くつもりだったので手短にしたいと思います。アラブの音楽好きな人はこの人押さえとかないといけませんね。この人だけが西洋化が少ない。(20%モダン+80%東洋って感じでしょうか? Amr Diabなんかはそれの反対で困ります。好きなんですけどね、あんなんでも。)いいことだと思う。こういう人が現在一人でもアラブに残っていなくては
今後のアラブの音楽はどんどん西洋化して面白くなくなるであろうから。師岡カリーマ・エルサムニーさんのアラブ人の事を書いた本「恋するアラブ人」というのを読みましたがカリーマさんも言っています、アラブの音楽は嫌いだけどKAZAM EL SAHERだけは大好きだと。カリーマさんだけじゃないんです、こっちで(アメリカ)アラブの歌謡曲リクエストみたいな番組、前やっててそれに出てくる司会のアラブ人のお姉さんは他の歌手の話してる時は普通なのにKazam El Saherの曲を紹介するとなるとなぜかうれしそうで照れたりするのだ。本当にアラブを知っている人が好む歌手と言えるのではないでしょうか?
私はこの人が渋い、西洋化も少なくてアラブらしいので良い、ということは本当にわかるのですが、自分が勉強不足なためにさっき言ったようにこの人の歌詞もわからない、 だから自分からファンになることを辞退している状態。(私のような者は下らない Amr Diab程度でいいんです。)
私が探してた曲、(上のCDに入ってたもの)のビデオはこれ。これもへんてこですが・・・。
QUOLEE OUHIBBOUKA
という歌。
私が描いた似顔絵。
P.S.
Kazamはこのお札いっぱい持ってたのでしょうね。(私のはこれはKazamでなくイラク侵略した米兵からもらった。) あのー3-4年前、イラクで亡くなった山口県のジャーナリストの人たちって若い方の方は実は私の父の教え子だったらしいんです。世界級のニュースが身近に感じた瞬間でした。本当。ご冥福をお祈りします。Kazamの作詞の先生のご冥福も。
終わり。
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もちろんこんな人だから人気があります。なのにほとんど情報が手に入らない。なぜなのか? 私もファンなんで10年位前からずっとCD買ってますが知ってるのは歌だけで本人のことはほとんど知らないので(テレビでのインタビューを録画したものを持っているがインタビューした人もオミドもペルシャ語バリバリで話しているので私にゃさっぱりわからんよ。)この記事書く前に下調べしようといろいろなサイトに行ってみましたが、本人のサイトでさえ何も情報載せてないという状態!!!(You Tubeで私の歌のビデオ見てください、みたいなことが書いてあるだけ。)少し前に他のアーチストのこと調べていた時たまたま読んだOmidの話少し覚えているのでそれと自分の知ってることで構成してみましょう。
でもまずは1曲聴いてください。かっこいいですよ、アラブっぽくて。(私、イラン人の歌聴いてみてもしそれがアラブの歌手が歌っててもおかしくない感じだったら「アラブっぽい」って表現してしまいますのでよろしく。)
Tu Mashariという曲でした。(自分はこのCD持ってて気に入ってるCDのひとつなんですが
さっき曲名しらべようとしてCDのジャケット見たら「ガーン」曲名全部ペルシャ語で書いてあった・・読めない。いや、読もうと思えば読めるんだが私が読むと解読に時間かかる。)こういう感じの歌は結構イラン人アーチストの間では普通ですけど何回聴いても楽しくてエキゾチックで大好きです。
絵(油絵とか)も描くそうで多分そういう芸術系だからこういうおとなしそうで上品な雰囲気してるのではないだろうか?いいですねえ。 ペルシャ書道、かなりの腕前なんじゃあないですかね、でなかったらレコード会社もそんなのCDの中で紹介してもいいよと言わなかったでしょうから。それでまたペルシャ書道なんかが得意なところが独特だし伝統的なことしてるみたいで好感が持てる。
ま、欠点ていうか悪いとこっていえば歌でも外見でも「遊びゴコロ」に欠けるというとこか?ってまあ、最近は服なんかもカジュアルにしてたりビデオも若者風にしてるんですけどね。 こんなOmidですがおかしいこと発見しました、私。この記事のためにいろいろ下調べしにいろんなサイトに行ってみた、とさっき書きましたが Omidの本人のサイト、本当空っぽ状態なんですよ。自分の歌ビデオのリンク貼ってあるだけで。で、その中で紹介したい昔のビデオのタイトルがあったのでコピーさせてもらいたいなと思ってクリックしたら「このビデオは無許可で掲載されていたので外されました」と書いてあってコピーできなかった。 どうやらOmid(本人)が自分の過去のビデオを自分のサイトとYou Tubeに載せていたらしいんですけど(投稿者の名前、OMIDって書いてあって本人のサイトとつながっていた)それが以前所属していたレコード会社で製作したビデオだったので勝手に載せてしまったことが違反になったらしい。元のレコード会社の人に見つかってしまったのであろう、結構間抜けです。(自分の歌のビデオだから勝手に公共に流していいと思ったのでしょうね。)ってまたこういう話聞いたら意外におっちょこちょいみたいな印象で余計この人のイメージにプラスになりますね。
今古い曲のビデオみつけたので紹介します。
私がOmid知ったのは1999年ですから、そしてこの歌は99年のアルバムよりひとつ前のですから12年ぐらい前のだと思う。TaninってOmidの後ろや画面下にでていますがこれがなんと私の人生を変えてしまった(!)へんてこなイランの音楽番組なんです。 そう、Tanin Television Showって言うんです。(Tanin=他人?)
えーと曲名は Ghlandar。
このころの Omidは
なんかAKSHAY KUMAR(インドの映画スターの)に似てますねえ。(バリウッドの話、たまにこのブログに出ますが別に得意ではないです。1999-2002年ごろまでしか知らない。Akshay Kumarは一番好きなので知ってるだけです。)
で、本当に情報がプロフィールみたいなものすらOmidに関してはみつからないんですよ。トルコでも人気あるみたいですねえ。(今知った、You Tube で今紹介したビデオのコピーもらうときに。)多分他の人達同様、イランからアメリカに渡ってきた、というのは同じだと思います。若いマンスー(の年齢でも)なんかでもそうらしいですからこっちで生まれたイラン系アメリカ人ではないと思います。年の感じから想定すると。(まあ、ペルシャ書道なさる方ですから・・・)
で、アルバムだけでも紹介しときます。 ファーストアルバムと最新のライブアルバム以外はうちにありました。今上の写真で紹介したアルバムはHazrat E Eshgh(1996と書いてある。てことはさっきのビデオ12年以上前!!)
一番いいのがこれ。SARBOLAND
OMIDの曲はほとんどがこのアルバムからでどれも気に入りました。
Super Exotic.
さっきのOmidのペルシャ書道はこのCDの中の歌詞カードの中のもの。(もしかしたら歌詞を書道で書いたのかも、多分。なんかいっぱい書道出てくるので。)1999年に
イランの音楽番組、私が発見したときこのOmidのCDの発売時期だったのでよかったんですよね、もしOmid の歌あの時テレビで紹介してなかったらあまり興味持たなかったかもしれないって思うんです。 これは初心者の私にでも聴けたのだからみんなにお薦めです。
Entezaar(2006)最初に今日紹介した曲(Tu Mashari)はVicrotyの中に入ってます。ではもう1曲Victoryから Dooset Daram(I Love You, という意味らしい、ペルシャ語で。「ペルシャ語わかる方へ、間違ってたら言ってくださいね。」)これ面白い感じの曲です。いいですよ。モダンなアレンジですが歌はいいと思います。アルバムの1曲目に入っていたと思う。かなり強烈に印象に残ります。
あとは
あと1曲紹介したいと思うんですが これShekastaniという曲でアルバム・SARBOLANDに入ってます。これプロモビデオではないので歌だけ聴いてくださいね。いい歌ですよ。これのプロモビデオひどかったんですよ。3回ぐらい作り(編集)直してました。ひどすぎて。事情ははっきりとはしらないですがさっき古い曲のとこで歌番組のこと書いてますがその歌番組の司会や製作に関わっているおじさん(製作に関わっている上に番組の司会もする、したがる)がいたんです。その人どうも写真やビデオか個人的に趣味だったらしい、自分は上手い、出来ると思い込んでいたらしいんです。でも誰が見ても素人級なんですよ。そのおじさんが歌手のプロモビデオまで撮り出してしまったのでさあ、大変、という事。だと思うんです。そのおじさんの名前がプロモビデオに出てましたから。 で、ひどい出来でOmidのこのいい歌が台無しです。このどこかのイラン人の人がYou Tube
に投稿した自作ビデオの方がうんとましなので今日はこれでお願いします。この歌 バリウッド映画でも使われてるんですか?このビデオYOU TUBEで見つけたときに他にこの歌投稿してる人がいてそれの画像がAishwaria Rai(インド・元ミス・ワールド・現・女優) の映画の場面だったんですよ。 AMR DIAB(エジプト)の歌(Tamali Maak)が使われてるバリウッド映画の歌の場面見たことがありますがそれはカバーしてるものであのインドの女性のキンキンの高音で歌ってるものでした、オリジナルそのものではなく。バリウッド映画最近見ないので知らないですが3-4人の歌手やソングライター(Sonu Nigam、 A.R. Rahman, Anu Malik など)がいて大体その人達の曲なんですよねえ、確か。どこかの国のヒット曲とか使うときもカバーで
この人達&女性シンガー(With キンキン声)のデュエットっていうのが普通。こないだAndy(イラン)の歌が使われてるバリウッド映画も紹介したんでしたよねえ(みてない人はこれの2つ前の記事(ANDY)見てくらさい)でもあれもカバーでAndy本人の歌うオリジナルではなかった。なら私の見たOmidの歌In Ashwaria Raiの映画、はただの作り物(誰かが映画の場面とOmid の歌くっつけてYou Tubeに投稿しただけ?)だったのか?
商品リンク。日本のアマゾンで今扱ってるのはSarbolandだけみたいです。でも出品者はこれ全部アメリカかもしれない。3千円以上も?高すぎ!! なのにロープライスと書いてある。(こっちではまだ$12ぐらいで買える。=1,200円ぐらい。私は $10.95ぐらいで買いました、と思う。)
今日はこれまで。
終わり
私がロスを去る頃にこの人のアルバム(ペルシャ語でいうとアルボメ)が出て何度かプロモビデオ見たことがありました。 だから一応知らない、見たことない人ではありません。その時見たプロモの曲(2000年)も結構良かったんです。しかもこの人外見も声もきれいだし他のアメリカのイラン人女性歌手たちのようにアメリカにいるということで調子に乗ってない感じ、(他の人達は西洋のファッション取り入れたりしている、髪も不自然に金に染めてる人が多い、レイラとか。似合う、似合わないではなくてアメリカに移り住んできて羽目はずしてる風に見えなくもない。)このShakilaさんは落ち着いていてイランの伝統とかそういう雰囲気が伝えられる歌にこだわってる気がします。アルボメ買ったことないんで確かではないですが。
Dariush Rafieの古い曲のリミックスだと書いてあった。この歌。Dariushってこないだのアンデイやレイラの所で紹介したイランのサッカーの歌をアンデイとレイラと一緒に歌っているDariushでしょうか?あとで調べてみます。(私、歌手の下の名前しらないことが多いんで。ていうかファースト・ネームだけで芸名の人が多いので(マンスーとかアンデイとかモインとかオミドとかモルテザとか)突然フルネームでアーチストの名前言われると困る。)まあ、誰が作ったとかはいいとしてカッコいいですよね、この歌。エジプトあたりの歌手が歌っててもぴったりくる感じ。こういう歌があるから私はアラブの音楽をやめられないのである。実は私は本当は元・ミス・DJ QUIKなんですけど。DJ QUIKって言うすごい
ラップ系のアーチストがおるんです、それが大好きだったんです、ロスにいた頃。アーチスト本人も公認のファンだったんです、ラップ系の雑誌にも私載ったことあって。わざと日焼けとかはしてないもののかなり黒人系にははまってました。10年以上そうだったです。それを、そういう人を変えたアラブやイランの音楽は絶対すごいって思っています。そしてこれでよかったんです、だってこれから年とってってラップとか聴くババになんてなりたくないですから。 (そういうのはかっこよくない気がする。けど若い時ヒップホップとか聴いててそれがずっと好きだったら年とってババやジジになっても多分聴きますよね。)
あーさっきタイトル書いたとこで変換キー押したらこの記事タイトル書いただけで保存にされてしまった。またたくさんの方に迷惑かけると悪いのでここで終わります。次回はOmid(イラン)あたりでいこうかと思ってます。
では。
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